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January 20, 2009

インフルエンザ疑惑~患者サービス

先週金曜から、乾いた咳が出始めた。平日昼間に勤めるオフィスの中は非常に乾燥していて、同僚も風邪やインフルエンザで休む人が出てきた。土曜も体調は万全とはいえないまま店に入ったが、脱力感が強く、咳もひどくなる一方。スタッフYさんが代わりに頑張ってくれると言うので、お言葉に甘え昼頃に退店した。

体の芯が冷え込むような感じ、関節の痛みも出てきたので、予防接種をしたものの、まさかのインフルエンザ感染を疑う。町田の病院で亡くなった方の中にも、予防接種をしていた方がいたというではないか。

信頼する、こやまクリニック小山郁ドクターに診ていただこうと思ったら、よりによってこんな時に健康保険証を忘れてきていたので、自宅に一度戻ることにする。思えばここからが苦難の始まりだった。

自宅へは電車で一駅だったが、体は重くなるばかり。駅から5分程度の徒歩も辛く、帰宅すぐ熱を測ると38℃を超えていた。再び後楽園まで戻るのはとても出来ず、PCで近くの医療機関を探す。

が、土曜の午後2時過ぎに診療をおこなっているところは非常に少ない。かろうじて2箇所、徒歩10分内の範囲と目処をつけ、厚手のコートを羽織って出発。

自宅に近い方の診療所は、散々道を迷ったあげく、やっと辿り着いたと思えば、「2009年1月より、土曜の午後診療は中止します」という無常な貼紙が。思わずその場にへなへなと座り込みかけたが、気をとりなおしもう一つの診療所へ。

徒歩15分くらいかけ、ようやく辿り着く。きれいな、施設が整ったクリニックだった。幸い待合室はガラガラで、すぐに診察室に呼ばれる。

ドクターに、咳がひどいこと、関節痛、倦怠感、熱などの症状を伝える。その間、ドクターはカルテを打ち込む手を休めず、その視線はパソコンの画面にのみ注がれている。私が話し終えた後も、インフルエンザの予防接種をしているか訊いた後、そのまま視線を逸らさず、一言「風邪ですね、抗生物質と解熱剤を出します。」

私は、インフルの心配はないかとドクターに訊いた。過去二度、インフルエンザで苦しんだ経験があるので、これから病状が悪化するかもしれないし、次の週も会社を休んだ方がいいか心配だったからだ。すると、ドクターは、私の方を一度振り返ったが、すぐに画面に目を戻し、「インフルエンザなら、まず一人でここに来ることは無理ですよ。顔を見れば分かります。」

私のドクターに対する信頼は、この時点で完全に失われた。多分このドクターは、自分の経験だけで全てを判断し、病状が改善されれば問題は解決すると思っているのだろう。もし聴診器をあてたり、喉の様子を見たり、必要ないと思っても「インフルエンザの検査、有料ですが受けますか?」と提案してくれれば、これほど不愉快にはならなかったと思う。

患者がどんな気持ちで、何を一番不安に思って来所しているんだろう。これを考えるのが医療現場での患者サービスではないだろうか。次元が違うかもしれないが、刺身を買うのを時計を見て迷っているお客様がいる時に、お立ち寄りがあるなら氷を用意すると声をかけるのが魚屋にとってのサービスであるように。

翌日日曜、月曜と、処方された解熱剤を服用しても、38℃から39℃の間をいったりきたりの状態であったが、現在はこの日記を書いているくらいに回復。しかしまな板を一人で担当している店主にうつさないよう、しばらく隔離体制は継続する予定だ。

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Comments

 新年早々、たいへんな目に合いましたね。お体を大切にして下さい。

 私も3年位前の大晦日前日に怪我をして病院を探し回ったことがあります。バイクで滑って足首を負傷したのですが、病院が見つかりません。救急車を呼ぶことも考えましたが、それほどの怪我ではないと思っていたので、一度家に戻って、電話を掛けまくりました。その結果、1年365日、正月でも診療をして下さる病院を見つけました。病院で診療して頂いた結果は骨折でした。病院が見つからなかったら、正月は、ものすごく辛い思いをしただろうと思います。この時ほど、病院の有難さを感じたことはありませんでした。

Posted by: 下町 | January 21, 2009 at 08:47 AM

下町さん

コメントありがとうございます。
ウン十年ぶりに、風邪で一週間寝込むはめとなりました。いや、昨日も具合が悪く、会社を早退して、勤務先ビル内のクリニックを訪れたのですが、私の初期症状はインフルエンザの疑いが強いとのことでした。予防接種をしているため、39℃台ですんだのかもしれません。まあ、元の医者を訪れた時にインフルの検査をしても、陽性でひっかかるかは疑問とのことでした。

Posted by: とら子 | January 23, 2009 at 10:12 AM

もう治ったかな?
真砂市場は狭いところだから、
ほかの人に移したら大変だからね
年寄りも多いし気をつけないと

という私も風邪気味・・

Posted by: 元櫻木睦☆副会長Katsu | January 29, 2009 at 12:47 AM

 小山です。
 大変でしたね。

 またまた、ブログで紹介していただき、ありがとうございました。照れちゃいます。

 さて、保険証をお持ちでなかったから・・・とのことですが、もともとお掛かりの方ですし、身元も割れてます(笑)から、とりあえず、保険証なしでお越しいただいても、大丈夫ですよ。
 今後は、どうぞ、ご遠慮なく。

Posted by: koyama | January 29, 2009 at 08:42 AM

元櫻木睦☆副会長Katsu 様

コメントありがとうございます。
まだコホンコホンやっていますが、体調はすっかり回復しました。
私はともかく、店主にかかってしまうと、お店を臨時休業することになりかねません。その点が一番気がかりで、加湿にマスク、別の部屋でひきこもったのがよかったのか、どうやら感染はまぬがれたようです。
過去に2回インフルをやってまして、その時も結局店主は罹りませんでした。本人曰く気合の問題だそうですが(笑)そんなワケないと思いますが。

Posted by: とら子 | January 29, 2009 at 08:14 PM

小山先生

コメントありがとうございます。
この時ばかりは、(やはり小山先生に診てもらえばよかった!)と痛感しました。

その先生にしてみれば、症状をきくだけであきらかにただの風邪という診断だったのでしょうが、診療時間わずか2分程度で、目もあわせず薬の処方だけなのはとても不安になりました。初めてのクリニックだったからこそ、ちゃんと診ていただきたかったなというのが正直な気持ちです。

もうやりたくありませんが、万一また罹った時には、遠慮なく伺わせていただきます(笑)。

Posted by: とら子 | January 29, 2009 at 08:30 PM

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