ヨコタでおいで、おっいちにのさん! 羽田神社
まさに、真夏の晴れ。
瞼の裏に、突然青空にたなびく大漁旗が浮かんだ。
今日は羽田神社の祭礼だ。夕方から用事があったが、急遽町会連合渡御を見に行くことにした。
公共機関が嫌いな(ワガママ!)な店主を同行させるため、車を出すことに。
といっても地元の駐車場は空いてないだろうから、二駅先の糀谷駅前に停め、京急で穴守稲荷へ。
ここからバス通り経由で、弁天橋からスタートする連合渡御、間に合うか。
糀谷についたのが3時過ぎ。うーん、スタート前には間に合わなかったか...
穴守稲荷から早足でバス通りへ。祭囃子、掛け声、ホイッスルの音が大きくなる。
いきなり動画その一。バス通りに出る横丁でちょうどヨコタをやっていた。バックのお囃子が一層活気を与えている。
動画その二。横町町会のヨコタ担ぎ。ヨコタに入る前に、大声で何か歌っていたが、信号を見て納得。羽田小学校の校歌でした。担ぎ手のほとんどが卒業生なんだろうな。
動画その三。もっと間近でヨコタ担ぎを見る。
「ヨコタでおいで、おいっちにのさんっ」とメガホンでの掛け声を合図に、独特の激しい担ぎ方が始まる。
芯棒(横棒)を軸に、横棒の担ぎ手はシーソーのように飛び上がりながら左右にギッコンバッタンと神輿をもむ。
江戸前の担ぎ方でも、神酒所や要所で神輿を上に差したりするが、ヨコタはそんなもんじゃない。左右に大きく横棒をふって、終わったと思ったら少し進んでまた「ヨコタでおいで、オイッチニノサン!」
20歩ぐらい進んだらヨコタって感じ。もう、この神輿もヨコタ、あの神輿もヨコタ...
前方から連合渡御を見るとヨコタのオンパレード、その迫力たるやすごい。
ヨコタが一旦終わった神輿から出てきた担ぎ手の男の子が、マンションの陰に倒れこんだ。
熱中症になりそうな陽気の中での神輿はハードだよなぁ...
と、上東町会の神輿を先導する役員の中に見たことのある顔を発見!
何をかくそう、私の叔父。勿論生粋の羽田っ子。格好いいでしょう?

今回は用事があって駆け足の祭り見学、叔父の家にはご挨拶にいけなかったけど、何度かおじゃました際にはシャコや穴子の煮付が食卓にならび、(さすが羽田)と感心したものです。
ダイナミックなヨコタ担ぎも魅力だが、羽田の祭りの良さはチームワーク。
暑い季節だから、半纏は少数派。ダボシャツ(鯉口シャツ)をおそろいで着ているのです。
どれもあざやか!

町会の名前が入った生地で色違いで揃えている!
ダポだけじゃなく小物入れや帽子までこさえている人もいてニクイ。

さて、先刻瞼に浮かんだ絵を撮りに、弁天橋に寄った。
すでに全ての町会神輿が出発した後の弁天橋はひっそり、橋の両側欄干には大漁旗が風にたなびくのみ。
連合渡御スタート前は、この橋を渡った赤い鳥居の前に神輿が集合し、色鮮やかなダボシャツを身に纏った担ぎ手でごった返す。

そして、表通りだけでなく、細い路地の奥まで紙垂、提灯、万国旗が飾られている。
この町に住む人達の祭りに対する思いが伝わるようで、暖かい気持ちになる。






















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