October 31, 2009

ハロウィーンの干菓子@三原堂

今日はハロウィーン。

本郷三丁目にある和菓子の老舗、三原堂さんで販売していた和三宝糖の干菓子。

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箱を見るとキャンディーまたはチョコでも入っているのかと思いきや

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カボチャやオバケ、コウモリなどのハロウィーンのキャラクターをした干菓子が入っています。

和三宝糖って何かと調べてみたら、いわゆる一般的には和三盆とよばれている砂糖の高級品のことで、きめの細かさ、独特の風味とまろやかさ、口どけの良さが高く評価されているとのこと。
確かにとても美味しいです。

それにしても、ハロウィーンって定着しませんね。クリスマス=ツリー、プレゼント、サンタに対して、ハロウィーン=カボチャ、仮装、Trick or treatという英語の文句というのが、どうも日本の文化には合わない気がします。まぁ、季節の行事としてメディアが紹介しはじめてたかだか10数年というところですから、これからなのかもしれませんが...。

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September 19, 2009

秋祭り

秋のお祭り真っ只中です!

真砂市場の周りでも、根津神社、白山神社が例大祭。
明日は赤坂の氷川神社をちょっと覗いたあと、春日三丁目町会さんの町会神輿渡御に参加します。
腰がまた調子悪いので、声だけ参加です...

お神輿を新調した町会さんのお祝いに、焼鯛をお持ちしました。
1.2kgぐらいのやや小ぶりの鯛。器量はちょっと良くないですが天然物です。

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May 31, 2009

三河稲荷例大祭

昨日と今日は、三河稲荷神社のお祭りでした。

大横町から少し入ったところにある、こじんまりとした神社で、氏子町会は2町会だけだが、なかなか賑やかなお祭りで、他町会からも神輿好きが駆けつけるほど。

さて、今日は朝10時から町神輿が上がり、町内を渡御したが、午後2時には、元二親和会の神酒所に神輿が到着。

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その横では、壱岐坂太鼓の演奏。

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本当は、3時に大横町の助六製麺さんの前でもう一回叩く予定だったが、この2時の演奏終了後、神輿が神酒所を後にしたのを待っていたかの様に大雨が降りだした。傘も聞かないような土砂降りで、残念ながら演奏は中止となった。

夏、祭り本番ですね。来週は...とら子の実家、品川の祭りです。

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October 26, 2008

祭りめぐり

昨日は、とても忙しい一日だった。
お昼までに、町会の食事会にオードブルと寿司を出前。お昼に合わせて店頭を整えてから、お孫さんの誕生祝いに鯛の塩焼きと特上の刺身盛。土曜の来客は早いから、14時頃には夕方の刺身や切身を売場にそろえなくてはならない。(この日の刺身を買った方はラッキー、特上注文と同じネタです!)
その後は80人分の切身を捌いて配達。そんなところへ、プレハブ型の冷蔵庫が急に故障。大慌てで刺身類を冷蔵ケースに移し、店主が修理。ふたたび冷え始めたところでふたたび注文の刺身盛、夕方の来客対応...と、一段落ついたときは17時過ぎ、ようやくお昼となった次第。
なので、今日日曜も普段は7時には目が覚めているのだが、気がついたら8時半。太鼓の稽古がある店主は朝ごはんも食べずに慌てて出掛けていった。

で、私は午前中は家の事を片付けてから、江戸川橋は地蔵通り商店街の「ふるさとまつり」へ。

江戸川橋交差点から程近い地蔵通り商店街はその名の通り、入口にお地蔵様が祀られている。
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商店街のスピーカーから「太鼓叩いて、人様寄せてよなぁ」と、八丈太鼓の太鼓節が流れてきた。
そう、私がこのおまつりに来た一番の目的は、八丈太鼓六人会の太鼓演奏だ。
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六人会は、ダイナミックなバチさばきと迫力あふれる太鼓の音が魅力。司会の方の「皆さんは、どの位練習をしているのですか?」という問いには、「練習はしません。」と答えていた。司会の質問が文字足らずだったので、この会のHPの受け売りで補足すると、太鼓曲として定期的な、または皆で集まって練習はしないということなのだろう。八丈太鼓は、太鼓を両面で打つスタイルで、一定のリズムを刻む下打ちと、自由奔放にアドリブで打つ上打ちとに分かれる。まさに、個人と個人のぶつかりあいだから、自分の、または相手の調子に合わせて、その場で叩くことが何よりも大事ということなのだろう。

会場は多くのブースが並び、ゲームコーナーには子供達がいっぱい。
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ついでに商店街を端まで歩いてみたが、個人の生鮮店はさすがにお休み。その中で、惣菜も販売するお肉屋さんに入って、ゴーヤチャンプルーとコロッケを調達した。一緒に入ってきた女性は、お店の人に「ゴーヤチャンプルーでお弁当にして」と頼んでた。そういう選択もありなのか...

さて、このお祭りの目玉は、
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そうミニSLです!

商店街の歩道に、一日限定の線路が出現!
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楽しい企画ですネ。

さて、ここから上野公園行きのバスにのり、今度は本郷三丁目へ。
もうひとつのお祭り、本郷いちょう祭りをのぞく。
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いちょう祭りに着いたのは13時を過ぎていて、名物銀杏つかみどりなどは終わっていた。各ブースも徐々に片付けモード。来るのが遅すぎたようだ。
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地元の人にはおなじみのお店のブースや、野菜の販売コーナーなどもあった。

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何も食べないで帰るのはちょっとクヤシイので、ワインと自家製ピクルスで一杯。

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帰宅し遅い昼食。地蔵通りのお肉屋さんのお惣菜に、いちょうまつりでゲットしたおにぎり、焼鳥で。

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September 29, 2008

櫻木神社 祭礼

櫻木神社の祭礼が無事終わりました。さくっと振り返ります!

金曜は、お待ちかね菊坂町会主催の輪踊り。

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壱岐坂太鼓が盆太鼓を叩く。叩き手と踊り手がこんなに近い盆踊りはあまり無いだろう。

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大人達が踊りに興じる間、子供達はしゃぼん玉遊びに夢中。女の子達は踊りの振り付けを真似。

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そして、土曜日。お昼に子供の神輿・山車渡御。真砂市場の前で休憩タイム。市場のメンメンで、参加者にアイスを配布。

午後5時からは、田町町会より大人神輿の渡御。西片交差点から白山通りを南下し、真砂市場の脇を通って、清和公園へと坂を上る。その後菊坂下に抜け、言問通りの一歩入った道を進み、田町町会の神酒所へと辿り着く。

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その後は菊坂の輪踊りを見に行く。この日、日中は晴れていたが気温は上がらず、神輿を担いだ後のほてりがとれていくにつれて段々肌寒くなった。

日曜日。11時より大人神輿渡御。この日も涼しい陽気。袢纏の中に鯉口と腹掛けを着ていても丁度いい感じ。

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しかし、袢纏姿というのは明らかにオヤジの方が似合う。若い人達もフンドシで元気よかったが、背丈も足の長さも劣る中高年の男性の方が袢纏はパシッとはまるのだ。

さて、本郷エリアの秋祭りはこれで一段落です。疲れた体に鞭打って仕事の方には申し訳ないが、店主を築地に送り出し、とら子は一休み旅行に行ってきます!後ほど報告。


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May 04, 2008

春日稲荷神社祭礼

真砂市場の連休初日。
本郷1丁目にある春日稲荷神社での祭礼。今年は蔭の年に当たり、神輿や山車、町会での露店は行われなかったものの、壱岐坂太鼓が二回に渡り奉納演奏を行った。

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普段は仕事に忙しいけど、地元のために地元の太鼓を叩く。
かっこいいオヤジ達である。

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September 23, 2007

本社神輿渡御/白山神社盆踊り

今日は本社神輿の渡御。朝宮出しの後、本郷通りから菊坂に入り、言問通り、白山通り、そして再び神社前に戻るのが昼頃。午後は弓町などを回った後宮入というコース。

下真砂町会の袢纏を着て、真砂市場で待機。ワークショップやまどりのメンバーと合流。障害福祉作業所であるワークショップやまどりは、前身の山鳥実習所が以前本郷4丁目に居を構えており、その頃からのご縁で、数年前から下真砂町会での神輿渡御に参加してくれている。今年の春に同じ文京区は弥生に移転。同施設で焼きたてのパンやお菓子も販売している。弥生美術館や竹久夢二美術館の帰りなどに立ち寄ってみてはいかがだろうか。

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白山通りを元気よく巡行する神輿。

お昼前、神社前で神輿を下げ、その後は田町町会で鉢洗い。各町会の婦人部の皆さんのお陰で、煮込みやソーセージなどを美味しく戴く。

さて、夕方からは白山神社へ。こちらも丁度祭礼最終日で、盆踊り&抽選会が境内で行われる。
聞けば境内で盆踊りを行うのはこれが初めてとのこと。普段駐車場となっているところを整理し、真ん中にやぐらを組む。朝からの曇り天気より時折軽く雨が降ったりして、運営スタッフの方も気をもまれたことだろう。どうしても盆踊りを開催したいという強い思いが、屋根(透明ビニール)付きのやぐらに現れている。
会場はごらんのとおりの大盛況。会場の一角には露店も出され、綿菓子コーナーは長蛇の列。
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盆太鼓を叩くのは本郷壱岐坂太鼓のメンバー。踊りの輪は、二重三重と広がり、楽しそうな様子に思わず輪の中に入っていく人も多数。文字通り老若男女が楽しむ大盆踊り大会となった。
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盆踊りの後はWiiなどが当たる抽選大会。準備の合間に、壱岐坂太鼓の組み太鼓を披露。観客の反応が凄くて、メンバーも大ハッスル。
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ヤンヤヤンヤの大喝采。熱気ムンムンのまま抽選会へと雪崩れ込む。結果は残念、ハズレでした。

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September 22, 2007

祭り始まる/宵宮/菊坂輪踊り

地元本郷界隈では秋祭り真っ盛り。今日明日は、本郷三丁目にある櫻木神社の祭礼。

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これは北海道産のシマエビ。シマエビというと、茹でて召し上がることが多いと思うが、これはとても新鮮なので刺身に入れる。

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注文の刺身盛り。

さて、祭り初日の土曜の夜といえば、恒例三ヶ町町会神輿渡御である。田町、下真砂、中真砂の三町会内を提灯を点けた神輿が回る。
この神輿、一足早いハロウィーン状態と化す。今年はマスクマンが出没。

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こんなヒトや、

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こんなヒト、

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こんなヒトビトも。

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櫻木睦の会長もこんなになってます。

もう一つ見逃せないのが、菊坂町会の輪踊り。去年も書いたが、決して広くない菊坂を交通止めにして、やぐらもなく太鼓を囲んでの踊りというのが、なんとも言えず高揚感を生み出すのだ。

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しかし、何年もこの輪踊り見に来てるけど、ホント踊り手のレベル、高いです。

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August 25, 2007

柳町盆踊り

今週も朝から店手伝い。全体的にヒマ。
お肉屋さんとスタッフのNちゃんと麻布十番祭りにいってみようか、という案が店主から出たが、即時に却下。40万人も動員するという大祭り。さらに六本木ヒルズにつづき東京ミッドタウンまでオープンした今年はさらに人で混雑するだろう。押し合いへしあい、何も買えず食べられず、帰りの電車まで大混みなんて事態はヤダヤダ。

だからというわけではないが、お店の後に、地元は柳町の盆踊り大会を覗いた。柳町小学校の校庭で毎年行われている。校門前や会場には露店が並び、8月最後の週末を楽しむイベントとしてなかなかのにぎわい。

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浴衣姿ではないが、ちょっとだけ踊りの輪に入って楽しんだ。自宅までぶらぶら歩いて帰ることに。

途中千川通り沿いの中華料理店に入る。以前ケーブルテレビで紹介されていた天々来という四川料理店だ。店主は坦々麺、私は冷やし坦々麺を注文。中々美味しかった。

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February 10, 2007

こやまクリニック 小山郁先生

お会計の際、当店では必ず「ブンブンカードお持ちですか?」とお客様に声を掛けることにしている。

当店が加盟店になっているぶんきょう共通ポイントカードのことである。ああ、と言ってお財布の中をごそごそと探し始めるお客様。
ヒトの財布の中身を覗く悪趣味は持ち合わせていないのだけど、中にはお財布のポッケの中身を全部空けて探し始める方もいるので、その中のポイントカードの類や診察券の束をどうしても目にすることになる。

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で、多くのお客様のお財布に入っているカードのおそらくベスト5に入ると思われるのが、こやまクリニックの診察券だ。

真砂市場の向かいにあるビルの4階にある整形外科。院長である小山郁先生は、アテネオリンピックでは柔道チームのチームドクターを務められたほか、格闘技のリングドクターなどの経験も豊富なスポーツドクターだ。しかし、スポーツ外来はもちろんだが、一般の方、とりわけ高齢者の方が通い馴れた整形外科からこやまクリニックにスイッチしているであろうという事実が、同クリニックが一般外来としても多くの方の支持を得ていることを物語っている。

私も、ぎっくり腰では同クリニックに何度もお世話になっているが、いつも小山先生の丁寧な診察とスタッフの明るい応対が迎えてくれる。文字にしちゃうとカンタンだが、これって結構貴重なのだ。どうも整形外科に限らずいわゆる診療所の類は、お医者様とスタッフの連携がバラバラなところが多いのである。慌しく動きまわる人がいれば、ぼーっと立ち尽くしている人がいたりして、そういう診療所のサービスレベルは押し並べて低い。

先生の腕ももちろんだけど、クリニックとしてチームワークがきちんと出来ている、患者を診てやるではなくて、お客様として接するサービスレベルが統一されているのが、同クリニックの強みなんじゃないかと、痛みが無くなるとすぐ通院をサボる落第患者の私は僭越ながら思う次第である。でもお客様の声を聞いていると、同クリニックの応対ぶりに対する評価はとても高いから、あながち間違ってはいないだろう。休憩もなく働きつづける先生とスタッフにと、差し入れをお求めになるお客様もいるほど。

ある時ビルの前を通ると、先生がチラシをもって立っていらした。聞けば、ビルのエレベータが故障しており、来院される患者さんに応対するためと、クリニックの宣伝のためのチラシ配りをされているとのことだった。こんな小山先生の医者としてまた経営者としての姿勢があってこそなのだろう。

超多忙なはずの小山先生だが、なんと毎日ブログも書いていらっしゃる。週一ペースがやっとの私はただただ尊敬するばかりである。ブルース・リーのファンでいらっしゃるようで、「燃えよドラゴンについての考察」というコラムを連載されている。ぜひご一読を。

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November 29, 2006

真砂町界隈(その弐)

前回に続いて、今度は中真砂あたり。

大まかに言ってしまうと、中真砂町会は清和公園一帯に存在する。エリアを一周する歩道は、清和公園の上部まで上り、やがて下り坂となり、公園下から白山通りに出る小道へと続いている。

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この清和公園、上部には子供の遊び場、中に入ると下道に続く階段の脇にベンチが点在しており、住民や近隣のお勤め人の憩いの場所となっている。傾斜のある敷地は春になると桜が一面に咲き乱れ、絶好の花見スポットとなる。

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静かな美しい住宅街だが、大正時代には当時の東京市が市営住宅を40棟ほど建設した。良質な住宅環境をめざし、三期に分けて建設されたらしいが、そのうち二期に建設されたものはマンサード屋根(傾斜が途中で変わる形式)が印象的なモダンな洋風デザイン。現在も数棟、当時の面影を残している。

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October 28, 2006

本郷の「いわしや」

本郷三丁目周辺でよく目にする「いわしや」の看板。
これ、魚屋でも、イワシ料理店でもない。医療機器の会社の屋号である。

しかし、食べ物屋でもないのに何故にいわしや?
で、色々調べてみた。

どうやら、その前身は、日本橋本町の医療機器メーカー「サクラ精機」らしい。
この会社、実に1600年代から日本橋にて、薬種商「いわしや」として営業。なぜ屋号をいわしやとしたかは諸説あるが、サクラ精機などの始祖は大阪・堺のイワシ漁の網元だったのが、漢方薬などを扱う薬問屋に転業したからという説が最も有力(東京新聞・4月22日付記事)。

江戸の再開発に伴い、家康によばれた「いわしや」数軒がまず日本橋に居を構え、のれん分けもあって同名の薬問屋が増えていった。
明治になり薬品販売が規制されると、薬問屋は軒並み医療機器販売に転じた。そして、西洋医学の中心である東京大学の周辺に群をなした、ということらしい。

ちなみに、本郷の隣町湯島では鯨屋という屋号の会社も。本郷の「いわしや」の群れを飲み込む鯨の名前をつけたという。

さて、魚屋にならぶイワシ。水揚げ量が激減したといわれるが、時々とびっきりのイワシが我が店にも入ってくる。なかでも最高なのは、岸和田のイワシ。岸和田は堺のすぐ近くである。

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October 18, 2006

真砂町界隈(その一)

真砂市場のあるのは本郷4丁目。実はこの4丁目、かなり広い。以前、春日町交差点より少し水道橋よりの道で、「本郷4丁目にあるお家に行くんだけどどう行けばいい?」と人に聞かれて困ってしまった。なんせ、春日通り、白山通り、菊坂が形成する三角地帯すべてが4丁目なのだ。

だから、地元の人は4丁目とは言わず、大抵町会名、すなわち旧町名で表すことが多い。本郷三丁目交差点に近いところはそのまま本郷四丁目。菊坂を下り、本妙寺坂あたりから菊坂町。菊坂下から西片交差点までが田町。
残りは真砂町だ。

さて真砂町という町名だが、浜の真砂のかぎりないようにと、町の限りない繁栄を期待してつけられたといわれている(ぶんきょうの町名由来/文京区教育委員会より)。その中で下真砂(しもまさご)、中真砂、上真砂(かみまさご)と町会は3つに分かれている。真砂市場が位置するのは下真砂。

この区分、おそらく標高と関係があるかと思われる。下真砂は殆どが白山通り沿いまたはそこから路地を入った地域で、この界隈でも一番低い場所に位置する。中真砂は右京山、清和公園をぐるっと囲んだ住宅群。さらにそこから階段を上り、あるいは春日通りを登っていくと上真砂町会のエリアに突入する。

さて今回はその上真砂。坂上の、閑静な住宅街というイメージが強い上真砂エリアには、真砂中央図書館、男女平等センター、文京ふるさと歴史館などがあり、菊坂町との境にある炭団坂の上には坪内逍遥の旧居跡も。
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この図書館と平等センターの間の路地には、今も昔ながらの家並みが残っている。
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陽だまりの中、気持ちよさそうに昼寝する猫もいたりして。

何となくぶらぶらして、菊坂方面に行くもよし、三丁目交差点近くでお腹を満たすもよし。おすすめはハンバーガーのFire Houseと、ベトナム料理のミュンである。
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特にミュンは13時半から1時間、400円ランチサービスを行っている。ごはん大盛りは追加料金なし(お代わりは有料)なので、お腹いっぱい食べたい人は行くべし。写真は定番の鳥カレー(チキンカレー、とは言わないのがこの店らしい...)

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September 24, 2006

三ヶ町神輿渡御

祭り最終日。各町会が、町神輿を繰り出し櫻木神社に宮入りする。
地元の下真砂町会も、田町、中真砂と合同で三ヶ町神輿を巡行。集合場所は、中真砂の清和公園、別名右京山。ご存知姿三四郎が決闘した場所である。右京山というのは、高崎藩主松平右京亮(うきょうのすけ) の中屋敷跡であるゆえつけられた名称。地元では、隠れた花見の名所として認知されている。
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午前11時。次々と担ぎ手が集まる中、壱岐坂太鼓がおろし、祝い太鼓、祭り太鼓を披露。神輿は公園を半周し、白山通りに突入した。
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春日通りをぐんぐん上り、三丁目交差点の手前にある櫻木神社に宮入り。本郷通り経由で菊坂上に辿り着いたときにはすでに13時半。13時から菊坂町会の女神輿が出ているはずである。

数年前に参加した時のこと。女神輿と聞いて、キリリと鉢巻を締め、お化粧バッチリのお祭りギャルが担いでいるかなと期待して行ったらずっこけた。担ぎ手は地元のレディース方で、平均年齢65歳という感じ。ごく少数の若い女性の肩に重い担ぎ棒が食い込むハメになる。何故か神輿に、一升瓶を抱えて付いているチリチリパーマのおばあちゃんがいて、もう菊坂満開!って感じの神輿であった。

坂上には三ヶ町の神輿があるから、神酒所から下って、菊坂下道あたりを回っているかなと目処をつける。丁度菊水湯さんの前で休憩する一行に追いついた。神輿を眺めていたら、婦人部の方から、「担いで、担いで!」と声を掛けられる。今年は写真を撮るだけにするつもりだったのだが、気がついたらはぁはぁと息を切らして半纏を差し出された。大急ぎで神酒所まで取りにいってくれたらしい。
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そこまでしていただいたら、肩を入れないわけにはいかないでしょう。担ぎ手は思ったより沢山いて、年齢層も大分若くなっている。が、実際上げてみたら重い重い。え~なんでぇ、と周りを見たら、担ぎ棒を手で支えているのだ。
どうりで。こっちはまともに肩を入れてるから、重くて重くて声も出ない。それでも、元気のよい神輿は入っていて楽しい。

神輿が神酒所に無事戻ってから、三ヶ町神輿を追いかける。ちょうど神酒所に戻る直前で、壱岐坂太鼓もばちを振り回して大ハッスル。神輿が下がってから、皆で三本締め。マンションの1階にあるスペースで鉢洗い。町会婦人部の皆さんが用意してくれたモツ煮、おにぎり、フランクなどを戴きながらビールを喉を鳴らせて流し込む。

雨にも祟られず、無事祭礼終了。でも、町会にはまだ仕事が残っている。神酒所や神輿の片付け。貸し出した半纏の回収と洗濯。会計報告。
毎年楽しく祭りに参加できるのは、こうした町会の人たちが陰で支えてくれるお陰なのだ。

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September 23, 2006

宵宮!

櫻木神社本祭、いよいよ本番。今日から各町会で山車・神輿渡御や夜店などのイベントが目白押しになる。
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数年前より、真砂市場のある下真砂町会、田町町会、中真砂町会は合同で神輿渡御を行っているが、毎年1日目の土曜は宵宮。夕方から町神輿が町内をくまなく回る。
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提灯を飾った神輿が勇ましい掛け声とともに進む姿は、日中の神輿とはまた違った趣。とりわけ神輿が道幅ギリギリの路地に入り、薄暗い道の中提灯の灯がぼっと浮かび上がる姿は、担ぎ手に一種のトランス状態をもたらす。住宅地の中では掛け声が反響し、興奮度はさらに上がっていく。

20時ごろ神輿は言問通りに入り、白山通りとの交差点まで進んだ後、引き返して田町町会の神酒所を目指す。その距離およそ25メートルだが、各町会や睦会が交代で華棒(はなぼう)に入り、神輿を下ろすのを惜しむかのようにスローペースで進む。

結局渡御が修了したのは予定時間を10分過ぎた20時40分。引き返しから壱岐坂太鼓は太鼓を叩きはじめたので、40分も叩きっぱなしだったことになる。私を見かけたお客様が、店主の太鼓に見とれていたと言っていたらしいが、実は酸欠で倒れちゃうんじゃないかと心配していただけなのである。
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神輿を下ろした後は、朝日信用金庫さんから樽酒が進呈され、めでたく鏡割り。日本酒が参加者に振舞われた。

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その後、昨日に引き続き菊坂の輪踊りを覗く。壱岐坂太鼓のメンバー、Oさんも得意の炭坑節を披露。
輪踊りは最終日。踊り手のボルテージも最高潮。で、最後の曲が終わると、拍手喝采。お土産が参加者に配布され、皆スタコラサッサと帰途につく。この切り替えの早さも輪踊りならでは?

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September 22, 2006

菊坂 輪踊り

今日から櫻木神社祭礼ウィーク。その幕開けを飾るのは、知る人ぞ知る菊坂町会の「輪踊り」である。

普通、盆踊りというと小学校の校庭などを借りて、真ん中にやぐらをたてて盆太鼓を叩く周り(下)を人々が輪になって踊る-というものだが、菊坂の輪踊りは通りを通行止めにして、真ん中の地べたに太鼓を置き、その周りで踊るというプリミティブな匂いプンプンの盆踊りである。話によると、板橋・新宿、遠くは埼玉からわざわざ踊りに来る人もいるらしい。

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スタートは19時。店主が盆太鼓に参加しているので、代わりに店を閉めてから駆けつける。人通りも少ない菊坂下につくと、太鼓の音が。先方に提灯の灯りが見えてくる。
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私は2年前にこの輪踊りをたまたま目にし、すっかりファンになってしまった。なんたって踊り手の楽しそうなことといったらないのである。若い人、男性も多い。なかなかイケてる若い男性が浴衣姿で、しかも手さばき足捌きも実に上手かったりする。全体的に踊り手のレベルは高い。事前に講習会も開催されているようなので、来年は機会があれば是非参加してみようと思う。

なんせ踊り手と目線が同じ高さなので、太鼓の叩き手としても一体感が違うようだ。あっという間に時間は過ぎ、お開きの21時に。明日も開催。去年は2日目は雨でお流れになってしまった。今年もちょっとあやしい天気だが、なんとか持ちこたえてもらいたいものである。

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September 05, 2006

本郷周辺散歩 その弐

本郷町歩き第二弾。前回は菊坂町を中心に歩いたが、今回は菊坂の本郷三丁目方向に向かって左側、旧町名で言うと台町と森川町の一部を歩いてみようと思う。

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まずは前回と同じくコースの始点は三田線春日駅のA6出口。ここを、出口を出て右方向に真っ直ぐ歩く。

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すると、上の写真のような角に出る。これを右に曲がれば菊坂だ。10メートル程行き、道の左側にある「山小屋」というコーヒーハウスの前を左に曲がる。

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前方を見れば、かなり急な坂が。胸突坂である。店の配達でよくこの坂を上るが、自転車に荷をたくさん積んだ時はフーフー言いながら車体を押す。数年前か、東京に大雪が降った日に上った時には、足元がつるつる滑って大変だった。それでも自転車毎滑り落ちてしまうのではないか、という恐怖より荷物の中身が寄ってしまっていないか心配する気持ちの方が強かった。 
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さて、坂の上に近づくにつれて二軒の旅館が姿を現す。鳳明館本館(写真左)と鳳明館台町別館(写真右)である。

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この二軒の前を過ぎ、モダンなデザインの家のところを左に入る(写真左)。その路地の真ん中、ピンクの外観の建物が「ユーミン」さん(写真右)。緑黄色野菜生ジュース、通称ACCジュースの店だ。ACCとは、リンゴ、ニンジン、キャベツの頭文字をとったもの。水を一切使わないというが、さらっとしたとても飲みやすいジュース。店内はこじんまりとしており、10人も入れば一杯といったところか。なんだか人のウチに遊びにきたような感じ。ここ、営業時間がイジョーに短くて、確か12時か14時までなのだ。しかも週の半分は休んでいたような気がする。また、この写真を撮った日(8月下旬)は長い夏休み中。不定休もあるので、平日お昼にこの辺を通ってやってたらラッキー、ぐらいに構えていた方がいいかもしれない。メニューは各種野菜ジュースのみだが、パンなど持ち込みが可能ということだった。
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ユーミンさんを過ぎて、路地を出たところを左に。右手にふたき旅館(写真左)を身ながら左の方向にいくと、旅館つたや(写真中央)。コの字型に折れている道を右に行くと太栄館(写真下)。同旅館は石川啄木ゆかりの旅館で、入口には啄木の逗留を記念した碑が立っている。
本郷にはかつて和風旅館街が点在し、その総数は100軒にも及んだという。弓町界隈も数軒残っているが、ここ台町、森川町は上の写真の旅館の他、少し離れたところに鳳明館森川別館もあり、残存している旅館数では随一だ。明治の初めに東京大学が開校した頃、本郷に下宿屋が出現し、それがいつしか旅館へと変貌していったそうだ。戦後は修学旅行を中心に団体客を迎え入れて来た。先程の鳳明館の写真でもご覧いただけるように、最近は外国人旅行客の利用が多いようだ。同旅館のサイトにも英語バージョンがあり、英語パンフレットも揃えている。住宅街の中の閑静な環境で情緒たっぷりの和風建築を楽しみ、和室を体験する。外国人の方が、トーキョー旅行の楽しみ方を良く知っているかもしれない。ちなみに、鳳明館本館は有形登録文化財に指定されている。

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さて、太栄館より左はこれまた急な坂道だが(写真左)右にぐんぐん住宅街を歩いていくと、五又路に出る(写真中央)。本郷通りに出る通りを進むと、万定フルーツパーラーがある(写真右)。大正3年創業の老舗で、ハヤシライスやカレーライスが懐かしい味。最近は行っていないのだが、店内が変わっていなければ、ものすごくアンチークなレジは一見の価値あり。

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五又路の中心に戻り、写真の青果店の右側の道を行く(写真左)。まっすぐ続く道のように見える(写真右)のだが...

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なんと、真ん中は橋なのだ。下を通るのは言問通り(写真左)。坂を下っていけば、始点の春日駅に辿り着く。
なお、言問通りの菊坂周辺は美味しい店が多い。おすすめは、丁寧に炒った豆が絶品の「石井いり豆店」(写真右)、根津にあるフレンチのテイクアウトショップ「アトリエ・ド・マヌビッシュ」、日本一のアップルパイ「マミーズ」。お土産にぜひどうぞ。  

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August 16, 2006

本郷周辺散歩 その壱

創業秘話が終わったところで、店の連休も今日が最終日である。
そこで、新企画として、本郷周辺を色々なテーマで歩いてもらおうと思う。第一回の今日は、菊坂周辺を樋口一葉関連スポットを交えてご紹介しよう。

はっきり言ってこのコース、ガイドブックの定番である。日曜ともなると、お昼前から帽子・リュック・カメラ・ウォーキングシューズというファッションスタイルの方がこの付近を歩いていらっしゃる。
あえて一言アドバイスを言わせていただければ、菊坂散策のベストタイムは夕方である。そりゃ暗くなったら道が分かりにくくて不便だけど、落ちてきたやわらかい日差しの中歩いていただくと、夕食の支度の匂いやら、銭湯のお湯をこぼす音やら、生活の気配が感じられて一層趣が増すと思われる。ただ、私道や細い路地を歩かれる際はどうかお静かに。
あ、歩きやすい靴というのは大正解である。この界隈坂が多く、標高の差が激しい。流行りのミュールなんかだと足がすぐ疲れて、どこかでお茶でも、となっちゃうが、あいにく喫茶店は菊坂下や駅周辺に集中してて、途中はほとんど何もないのが現状だ。

Ichiyoshuuen
今日のコースの始点は都営三田線春日駅のA6出口周辺。西片交差点のところだ。右に折れると菊坂方面なのだが、横断歩道を朝日信用金庫側に渡り、白山通りを北上して5分くらいのところに、樋口一葉の終焉の碑がある。晩年(1894-1896)、一葉は旧町名を丸山福山町というこの地に住み、「たけくらべ」「にごりえ」などの名作を一気に書き上げた(奇跡の二年と呼ばれる)。まあ、本当に記念碑だけで、当時の面影は全く残っていないのでわざわざ行くほどのことも無いかもしれない。
ShitamichiiriguchiCimg0426
さて、道をもとに戻って、言問通りを東大方面へ歩く。マンションの工事現場を右に曲がると菊坂なのだが、そのもっと手前、左の写真のところを入っていく。すると右の写真のように道が分かれているので左側をまっすぐ進む。
Cimg0427
しばらく、右側は崖、左側は民家が立ち並ぶ路地が続く。木造の家の玄関先には植木鉢が並び、暑い日の夕方には打ち水をした跡が残っていたりする。いうなれば下町ウォーカーには垂涎のスポットだろう。ただ、くれぐれもマナーを守って静かに町歩きを楽しんでほしい。人の家を覗き込むなんてことはもっての外である。
AbumimaeKikusuiyuShitamachikaidan
ぐんぐん歩くと、左の写真のとおり岐路に辿り着く。右側の上り坂は鐙坂(あぶみざか)という。左に折れると、菊水湯という銭湯がある(写真真ん中)。菊水湯のお向かい、床屋さんの前に菊坂に続く階段が(写真右)。手入れの行き届いた美しい木造建築で、この前でスケッチをしている人も多い。ここを上って、菊坂に出てみよう。
Iseya
右側に進めば、菊坂を本郷三丁目方面に上ることになるのだが、ここでちょっと左側に下る。一葉がよく通った質屋、伊勢屋跡ははずせないだろう。明治26年5月2日の日記で一葉はこう記している。「此月も伊せ屋がもとにはしらねば事たらず、小袖四つ、羽織二つ、一風呂敷につつみて、母君と我と持ゆかんとす」この頃一葉の家は貧乏のどん底で米を買う金にも苦労していた。
キッチンまつばAndante
道を引き返してゆるやかな坂を上っていく。道の両側には住宅と商店が混在している。ずっと進むと、「キッチンまつば」の看板(写真左)。ごくごく普通な、でもちゃんと美味しい洋食屋さんである。私はここのサラダが好き。注文すると、キリリと冷えたお皿にパリパリした、きちんと水切りされたレタスに特製ドレッシングがかけられてくる。この店、某グルメ評論家の本に「おすすめの無名店」として絶賛されていた。有名店になるのも時間の問題かもしれない。
まつばさんの角を右に曲がる。正面の坂を上ると春日通りに出る。その左側には、ハンバーガーの「FIRE HOUSE」がある。いつも外で待っている人がいるほどの超人気店だ。
今日は、その右側の薬局の脇にある坂を下っていく(写真右)。いままで来た菊坂と平行に伸びる菊坂下道をしばらく行くことにする。
ToshokaniriguchiToshokanmichi
車がやっと通れる位の道幅。しばらく歩くと左側に真砂中央図書館の看板が出ているので、その手前を左に入る(写真左)。写真右の左側の道をいくと、炭団坂だ。坂、というより階段なのだが、上りきったところにこの坂上に坪内逍遥の旧居「常盤会」跡がある。更に先には左手に図書館、右手にふるさと歴史館がある。
IdoiriguchiIdokaidanIdoshidou
炭団坂を戻り、再び菊坂下道へ。いよいよ観光名所、一葉の旧居跡だ。ちょっと分かりにくいが、民家の壁に案内板が出ているのでそこを左に入る。突き当たりには、一葉も使ったといわれる井戸がある。そしてその脇には石段が。「観光の方はご遠慮下さい」と書いてあるので、ホントはあまりお勧めしちゃいけないのだけど、そっと階段を上り、細い細い道を右に行ってみよう。
AbumichuufukuZaimucho
門をくぐると、ちょうど鐙坂の中腹に出る(写真左)。坂を下りて、行きに歩いた道を戻るもよし、または坂をあがると右側に官舎があるので、その脇に入り、突き当たりを左に下りていくと-。
MasagouraguchiIchibanaka
そう、わが真砂市場の裏口に出るのです。中を通って正面入口に出ると、春日町交差点。
今日のおかずは是非真砂市場で!というオチでした(なお、16日までは夏季休暇、日祝はお休みです。)


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July 30, 2006

どじょうつかみ大会本番!

さて、今日は先日ご紹介した本郷小学校でのどじょうつかみ大会当日である。午後から用事があるので、とりあえず時間が許すまででも、と小学校に正午前に向かった。
どじょうつかみ大会は4年に一度開催される。小学校・区・そして本郷・湯島の各町会が集結して行う大イベントだ。
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炭団坂を上がっていくと、本郷消防団の皆さんの勇姿が。防災訓練を中心に様々な活動を精力的に行う、地元の店主や住人の方による消防組織だ。今日はこれからはじまるどじょうつかみの放水を担当するのである。
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図書館の脇を左に折れて、本郷小学校の前へ。12時前だが、すでに校門にはたくさんの親子連れが。そして校門脇では、地元本郷・湯島の町会の皆さんによる縁日。やきそばやかき氷、冷たい飲み物を求めて長蛇の列が出来ている。
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どんどん、と力強い響きが。小学校の中に入り、校庭に出てみるとまさに本郷小和太鼓クラブの演奏がはじまったばかり。二段打ちで、次々に入れ替わり勇壮な太鼓を打つ本郷っ子たち。最後には助六太鼓のように二人ずつで回りながら演奏。観客の喝采を浴びていた。
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学校、町会、区議会など関係者の方々の挨拶が終わったところで、さっそく初めのイベント、ヨーヨーつりである。巨大なレジャーシートの上にヨーヨーがたくさん浮いた水槽が用意されると子供達はもう夢中。「はい、ちゃんとありがとうと挨拶しようね!」と、釣り針を黙ってもっていこうとする子供に注意の声が。おっ、本郷櫻木神社睦会のS氏でしたか~。きちんと挨拶をする、これが今の子供にはなかなか出来ないのである。でもみんな素直ないい子。注意されれば大きな声で「ありがとう!」
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本郷消防団の模範演技が終わり、次は玉入れ合戦。ホースより空高く放水が上がると、甲高い歓声。子供達はもう大喜び。
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玉入れはそっちのけで、とびはねる子供達。写真を取っているこちらにも容赦なくシャワーは降り注ぐ。
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スタッフの皆さんもこのとおりずぶぬれ。お疲れ様です...。
ここでタイムアップ。12時から始まり、丁度14時前で残念、おいとますることになってしまった。メインイベントのどじょうつかみは結局見られず仕舞い。それにしても放水があったとはいえ、カンカン照りの中はりきっていた子供達、明日ちゃんと学校に来られるかな?

** 後記 **
たまたま見つけたこちらのブログに、その後のイベントレポートが載っていた。ぜひご覧下さい。
「子連れでGOGO!」by きくさん
http://app.blog.livedoor.jp/boota_62/tb.cgi/50546933

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July 29, 2006

菊坂ビヤパーティ

数日前から気になっていた、地元菊坂町会の掲示板のこのポスター。
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で、今日がその日である。6時半過ぎ、店を上がって菊坂へ。歩いていくと、前方に提灯の灯りが。町会会館の前だ。

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入口では婦人部の皆さんが、チケットの販売をしている。町会の皆さんには事前に配布されているのだろうが、私のような一見さんも歓迎してくれる。


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チケットを購入したら、早速飲み物や食べ物と交換。あっという間に日は暮れ、次々に人が集まってきた。


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熱々の焼き鳥をほおばりながら、奥に目を向ければ、もう皆さんワイワイガヤガヤと盛り上がっている。テーブル席は満員御礼状態。数軒先の路地では、レジャーシートの上に座卓を置いて別途賑やかにやっているグループまで。皆さん本当に楽しそう。

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店の白衣を着たままだったので、「お疲れ様!」「何だよ、ビール飲みなよぉ。もう仕事上がったんだろ?」との優しいお言葉まで掛けていただいたのだが、中ジョッキを立ち飲みで空けるのはちょっと恥ずかしくて遠慮してしまった。やっぱり誰かと一緒に来ればよかったなぁ。

枝つきの枝豆も、程よい塩加減で最高に美味しかった。町会の実行委員会の皆さん、お疲れ様でした。

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July 25, 2006

SCOS

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最近、物忘れがひどくて困っている。ふと思いついたブログのネタ。今日アレやらなきゃ、と思ったこと。しょっちゅう顔をあわせているあの人の苗字。何だったっけ、と後で考えても思い出せない。もっとひどい時は、頭に浮かんだことさえ忘れてしまっている。

テレビだったか(それも忘れてる!)、いつもメモを持ち歩いていて、頭に浮かんだことはとりあえず書いておく、という人がいた。私も以前同じような事をしていたのだが、いそいそとミニノートをバッグから取り出す行為が野暮ったい気がして、いつの間にか止めてしまった。

ならば、オシャレなメモ用紙を調達しよう!

SCOS(スコス)は菊坂にある外国文具の専門店。写真の通り、手作り看板がさりげなく店頭に置かれているだけの目立たない店。ガタガタと引き戸をあけると、けっして広いとはいえない店内に文具がぎっしり置かれている。空間を意識したお洒落なディスプレイとはほど遠く、ノートは大体この辺に置いとくんだけど、場所がないからアッチにも置いちゃおう、みたいなノリだ。

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写真の商品とはすぐ出会った。きれいなグリーンのメモノート。全体をまとめるゴムバンドが付いている。私は何でもバッグに投げ入れるので、中でノートが開いて紙がぐしゃぐしゃになったりするのだが、その心配がないこの仕掛けはグッドポイントだった。ゴムバンドの色に合わせて、SCOSオリジナルのボールペンも即買い。

上に同店のサイトをリンクしておいたが、どうやらプランタン銀座に支店があるようだ。でも、街中にお洒落な雑貨店はゴチャマンとある。「下町情緒漂う本郷にさりげなくある輸入文具店」というのが最大のウリじゃなかろうか。現に、私はいままで十数回お店を訪ねているが、大抵先客がいて、しかも地元で見かける顔であったことは一度もない。近くの大学や会社の方、または文具マニアがわざわざ来ているようだ。ちなみに、オーナーの方は輸入文具に関する本も出している。同店サイトでも紹介されているが、外国に旅した気分にさせてくれるし、商品に対する愛情がひしひしと伝わってくるお勧めの本である。

さて、購入後さっそくメモしたのは、「コーヒー回数券」というキーワード。何に関することかは、次回に。

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July 17, 2006

どじょうつかみ大会

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さて連休最終日。明日の店準備を終え、帰宅途中に町会の掲示板を見ると、「どじょうつかみ大会」の張り紙が。おおっ。本郷でもやるんだ~。

私は品川の小学校を出たのだが、毎年夏に小学校校庭で「どじょうつかみ大会」をやっていた。当日は自宅から水着姿で登校。バケツを片手に、校庭に集まると、消防車が来て、いっきに放水する。と、校庭のトラックは巨大な水溜りと化す。そこに何百匹ものどじょうをぶちまけるのだ。

消防車の消火ホースからは、深川の水掛祭りよろしく目いっぱい水が噴き上げられる中、子供達は歓声をあげながらはねるどじょうを掴み、バケツへ投げ込んでいく。どじょうも必死で、つるつるする上にもがくので、なかなかおもったようには捕まえられない。

捕ったどじょうはどうするかって?食べるウチもあるんだろうが、何だか可愛そうで、もっと大き目のバケツにうつして玄関の片隅においていたような記憶がある。朝起きると、バケツの周りに「脱出」したどじょうが干からびていたりした。

どじょうは抜群の滋養強壮効果があり、鉄分を多く含む健康食品。当店でも夏には生きたまま仕入れたり、柳川用の裂いたものを店頭に並べる時もあるが、白状しちゃうと私は食べない。多分、子供時代のこのイベントがトラウマになっているのだ。

さて、ポスターのどじょうつかみ大会は一体どんなものだろう。ちょっと覗いてみたい気もする。

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July 07, 2006

②牛2頭分丸焼大会

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先週から、白山通りのカフェ・ベローチェとファミリーマートの間を入ったところに設置されたこの看板。手作り感一杯なのがますますプリミティブな雰囲気を作り出す。
道行く人が何気なく目にし、次の瞬間ぎょっとして立ち止まる。そして、恐る恐る辺りを見回す。

牛2頭?丸焼き?シュールでしょ。実は、毎年地元の町会が行っているバーベキュー大会なのだ。町会の人には利用券が配られるが、一見さんがタダで焼肉にありつけるかは確認していない。今年は今日、七夕の夕方に開催される。町会関係者の方に知り合いがいるので、以前は何度かお誘いを頂戴していたが、毎回都合が悪くてお邪魔できず、そのうちお声がかからなくなってしまった(涙)。今年も、店主は市場の福引セールだし、私も先約があるので、イベント風景を覗かせていだたくことも出来ない。

しかしインパクトのあるネーミング。まるでこの都会のど真ん中で火を起こし、牛をぐるぐるとあぶり焼きにしているみたいだよね、と店のスタッフにふざけて言ったら、小石川っ子のスタッフのYさん、「ええ、昔は牛を棒にさして回して焼いてました」と真顔でキッパリ言ったとか。ほ、本当か...?

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